血統表を書く
さて、渋い配合とインブリードがわかったら、
ここからが本番です。
実際に、これらを使ってみます。
ただし、別々に使うのではなく、同時に使います。
つまり、渋い配合とインブリードが同時に起こるように
血統表を作ってみることになります。
血統表を書いてみよう
といっても、いきなり作れというのも大変ですから、
一緒に作っていくことにしましょう。
まずは、紙を用意します。
どんな紙でもいいですが、真っ白な紙よりも、罫線ノートとか
方眼紙とかの方が表を作るのは楽でしょうかね。
自身がある人はパソコンの表計算ソフト(Excelとか)でもいいですよ。
そして、紙に下のような表を作ります。
下の表は小さいですが、書く量は多いので、
出来れば、さらに下にある表ぐらいに大きく書いた方がいいです。
一番左は2行ずつ使うつもりでね。
1 | 17 | 25 | 29 |
2 | |||
3 | 18 | ||
4 | |||
5 | 19 | 26 | |
6 | |||
7 | 20 | ||
8 | |||
9 | 21 | 27 | 30 |
10 | |||
11 | 22 | ||
12 | |||
13 | 23 | 28 | |
14 | |||
15 | 24 | ||
16 |
番号は説明のために書いただけなので、書かなくていいです。
とにかく、こういう風に、線を引いてください。
血統表を書いたら
では、実際に配合することを考えて、少し説明しておきます。
源流チョコボはそのまま使えますが、牝羽は繁殖セールで
買ってくることにします。
繁殖セールの牝羽というのは、父が源流ですから、
これを4代前(一番左の列)に入れると、源流が5代前になるので、
インブリードを作ることが出来るのです。
これについては、後でもう少し詳しく説明します。
ですから、牡羽のところは源流の名前ですが、牝羽のところは
「サウザンアイランド系♀」というような書き方をします。
これで、サウザンアイランド系のセール牝羽という意味です。
源流を考えよう
出来たら、どんな源流を使うか考えて見ましょう。
この時点では、隠し源流は使わないことにします。
出来るだけ使いたい系統は、青字が多く、赤字が少ないものです。
エスプレッソプリン、サウザンアイランド、チョコマカロン、
デザートサパー、ポインセチアは何としても使いたいですね。
こういう赤字がないチョコボはインブリードさせて使いたい所です。
発祥地は順に、ウインヒル、ウインヒル、ウータイ
ミッドガル、バラムです。
ウインヒル源流は多いので、渋い配合のためには、
こういう系統は、出来るだけ牝羽で入れるのがコツです。
では、表の上半分を順番に作っていきます。
血統表の実践例
そこで、まず2の所にエスプレッソプリン系♀を入れてみます。
そして、6にサウザンアイランド系♀を入れましょう。
発祥地もちゃんと書き込んでおきましょうね。
ミッドガルは、全源流の中で、デザートサパー1羽しかいないので、
こういう系統は牡羽(源流)で入れます。1に入れちゃいましょう。
1にデザートサパーを入れると、父の発祥地は仔に受け継がれますから、
17、25、29も発祥地はミッドガルになります。これも書いておきます。
残りの2羽(チョコマカロンとポインセチア)は牝羽でも牡羽でもいいのですが、
とりあえず、牝羽で入れて見ることにします。
4にチョコマカロン系♀、8にポインセチア系♀と入れます。
ここまで来たら、次は25と26のカップリングが渋い配合になるように考えます。
これには、1~8のチョコボで6種類以上の発祥地が必要ですね。
今のところ、ウインヒル、ウータイ、ミッドガル、バラムの4種類の発祥地があるので
あと埋まっていない、3,5,7で2種類の発祥地を増やせばいいということです。
これ以外の発祥地のチョコボは一杯いますが、瞬発力は大事な能力なので、
瞬発力を伸ばすために、瞬が青のチョコボを探してみます。
勝手に選んでしまってすみませんが、ミスターチョコナッツ
シャンピニオン、パインタルトで行くことにします。
パインタルトはウインヒルですが、残りの2羽でコスタ・デル・ソルと
ガルバディアが増えるので、ちょうど6種類になり渋い配合になりますね。
では、3にミスターチョコナッツ、5にシャンピニオン、
7にパインタルトと入れます。
そうすると、もう18、19、20の発祥地も埋められますね。
上記で決まったことを血統表に書いてみると
デザートサパー♂ (ミッドガル) |
(ミッドガル) | (ミッドガル) | (ミッドガル) |
エスプレッソプリン系♀ (ウインヒル) |
|||
ミスターチョコナッツ♂ (コスタ・デル・ソル) |
(コスタ・デル・ソル) | ||
チョコマカロン系♀ (ウータイ) |
|||
シャンピニオン♂ (ガルバディア) |
(ガルバディア) | (ガルバディア) | |
サウザンアイランド系♀ (ウインヒル) |
|||
パインタルト♂ (ウインヒル) |
(ウインヒル) | ||
ポインセチア系♀ (バラム) |
|||
9 | 21 | 27 | 30 |
10 | |||
11 | 22 | ||
12 | |||
13 | 23 | 28 | |
14 | |||
15 | 24 | ||
16 |
これで、上半分が完成しました。
上の図のように出来ましたか?先へ進みますね。
血統表の下半分編
下半分を作るときには、インブリードさせるチョコボを入れることと、
渋い配合を2つ(27と28の配合と、29と30の配合)考えなくてはなりません。
こういうときはまず、29と30の渋い配合を考えます。
これは、17~20の発祥地で決まってきますが、
17~20はミッドガル、コスタ・デル・ソル、ガルバディア、ウインヒルで4つですから
あと2つ増やせばいいわけですね。
インブリードのために入れなくてはいけない系統を考えると
これ以外の発祥地を持つのは2羽、
ウータイのチョコマカロンと、バラムのポインセチアを使えば
6種類になることがわかりますね。
21~24は9、11、13、15と同じ発祥地になりますから、
9にチョコマカロン、13にポインセチアを入れます。
言わなくてもわかるかも知れませんが、
21、23、27、28、30の発祥地も埋めましょう。
では、残りのエスプレッソプリン、サウザンアイランド、
デザートサパーを何処に入れるかですね。
もう29と30の渋い配合は完成しているわけですから、
デザートサパー以外は、上半分に牝羽で入れたので、
下では牡羽で入れてみましょうか。(本当はどっちでもいいですが)
11にエスプレッソプリン、15にサウザンアイランドと入れます。
もう少し!残りは4羽
あとは牝羽4羽だけです。(10、12、14、16)
1羽はデザートサパー系♀で確定ですね。
どこでもいいのですが、16番に入れてみましょう。
あとは27と28の渋い配合さえ成立すれば、いいことになります。
今のところ、ウータイ、ウインヒル、バラム、ミッドガルの 4種類ですから、残りの3羽で2種類増やせばいいことになります。
そして、パインタルトなど、上の系統と重複しないことです。
赤字のインブリードは避けた方がいいですからね。
ここでは、サンカクテル、ネーブルサイダー、ビターを使ってみましょう。
ガルバディア、コスタ・デル・ソル、コスモキャニオン
で3種類もあります。(2種類で十分なのですが)
じゃ、上から順に、10サンカクテル系♀、12ネーブルサイダー系♀、
14ビター系♀にします。
デザートサパー♂ (ミッドガル) |
(ミッドガル) | (ミッドガル) | (ミッドガル) |
エスプレッソプリン系♀ (ウインヒル) |
|||
ミスターチョコナッツ♂ (コスタ・デル・ソル) |
(コスタ・デル・ソル) | ||
チョコマカロン系♀ (ウータイ) |
|||
シャンピニオン♂ (ガルバディア) |
(ガルバディア) | (ガルバディア) | |
サウザンアイランド系♀ (ウインヒル) |
|||
パインタルト♂ (ウインヒル) |
(ウインヒル) | ||
ポインセチア系♀ (バラム) |
|||
チョコマカロン♂ (ウータイ) |
(ウータイ) | (ウータイ) | (ウータイ) |
サンカクテル系♀ (ガルバディア) |
|||
エスプレッソプリン♂ (ウインヒル) |
(ウインヒル) | ||
ネーブルサイダー系♀ (コスタ・デル・ソル) |
|||
ポインセチア♂ (バラム) |
(バラム) | (バラム) | |
ビター系♀ (コスモキャニオン) |
|||
サウザンアイランド♂ (ウインヒル) |
(ウインヒル) | ||
デザートサパー系♀ (ミッドガル) |
さて、上手く出来たでしょうか?
お疲れさまでした。ここまでで、作業は終わりです。
最後に、上でも少し説明しましたが、
インブリードの構造が少しわかりにくいかと思ったので、
5代前までの血統表を書いて、終わりにします。
赤の太字と網掛けで示したのがインブリードです。
血統表完成!
デザートサパー♂ (ミッドガル) | (ミッドガル) | (ミッドガル) | (ミッドガル) | |
エスプレッソプリン | エスプレッソプリン系♀ (ウインヒル) |
|||
ミスターチョコナッツ♂ (コスタ・デル・ソル) |
(コスタ・デル・ソル) | |||
チョコマカロン | チョコマカロン系♀ (ウータイ) |
|||
シャンピニオン♂ (ガルバディア) |
(ガルバディア) | (ガルバディア) | ||
サウザンアイランド | サウザンアイランド系♀ (ウインヒル) |
|||
パインタルト♂ (ウインヒル) |
(ウインヒル) | |||
ポインセチア | ポインセチア系♀ (バラム) |
|||
チョコマカロン♂ (ウータイ) | (ウータイ) | (ウータイ) | (ウータイ) | |
サンカクテル | サンカクテル系♀ (ガルバディア) |
|||
エスプレッソプリン♂ (ウインヒル) | (ウインヒル) | |||
ネーブルサイダー | ネーブルサイダー系♀ (コスタ・デル・ソル) |
|||
ポインセチア♂ (バラム) | (バラム) | (バラム) | ||
ビター | ビター系♀ (コスモキャニオン) |
|||
サウザンアイランド♂ (ウインヒル) | (ウインヒル) | |||
デザートサパー | デザートサパー系♀ (ミッドガル) |
|||
5代前までは、大変なので書く必要はありませんが、
こういう仕組みになっているということを覚えておいて下さい
これにより、締めの配合は、
デザートサパーの5×4
エスプレッソプリンの5×4
チョコマカロンの5×4
サウザンアイランドの5×4
ポインセチアの5×4
のクロスとなっています。
これに渋い配合も加わって、大幅な価格アップが期待できますね。
では、次回はこの血統表にもとづいて配合をしていくときの
コツや注意点などを説明します。