脚部疲労と疲労回復力
ここでは、初級編のいい調教、悪い調教の続編として
脚部疲労や、疲労回復力といったものについて、具体的に数字で説明します。
ここに書いてある内容は知らなくても、初級編の方の内容を知っていれば
ほとんどの場合、問題はないのですが、知っているとやはり便利なときもあるので、
ここで、説明しておきます。
数字が嫌いな人は、無理に読む必要もないと思います。
脚部疲労とは
脚部疲労というのは、チョコボの脚にどれだけの負担が掛かっているかというもので、
強い調教を繰り返したりすると、どんどん溜まっていき、これが溜まると怪我をします。
では、脚部疲労の溜まり方について、説明します。
脚部疲労は、そのターンの調教、レースなどの脚部疲労の値から、
チョコボによって決まっている疲労回復力を引いた分だけ、溜まります。
こちらに、調教とレースの脚部疲労の値が書いてあります。
例えば、疲労回復力が10のチョコボがいたとしましょう。
3歳1月1週から、次のような調教メニューをやったとします。
1月1週:芝併走一杯
1月2週:芝併走一杯
1月3週:プール
1月4週:坂路
3歳1月1週に競争羽登録した時点では、脚部疲労は0ですが、
3歳1月1週に、まず芝併走一杯訓練をすると、
芝併走一杯の脚部疲労は16で、疲労回復力が10ですから、
1月2週になると16-10=6の脚部疲労が溜まった状態になります。
1月2週にも芝併走一杯訓練をすると、同じように6溜まりますから
1月3週には6+6=12となって、溜まってくるわけです。
1月3週に行うプール訓練は、脚部疲労は0ですから、
0-10=-10で、脚部疲労は10減って、12-10=2となります。
1月4週の坂路は脚部疲労が12ですから、12-10=2溜まり、
2+2=4というのが、2月1週の時点での脚部疲労になります。
脚部疲労のたまり方まとめ
ということで、脚部疲労のたまり方はわかりましたね。
実験の結果、この脚部疲労が60を越えると怪我をする可能性が高くなると思われます。
丈夫なチョコボの場合、なかなか60まで行くことはありませんが、
レースなどは脚部疲労の値が特に大きいので、注意しなくてはなりません。
また、プール訓練は脚部疲労が全くないので、とても効率がいい訓練です。
脚部疲労、疲労回復力のこと知った上で、調教表を見れば、
初級編で紹介した、芝併走一杯とプールを交互にやる方法が
一番効率がいいというのが、わかってもらえると思います。
芝併走一杯→プールを交互なら、疲労回復力が8あれば、
疲労が全くたまらない計算になります。
疲労回復力とは
疲労回復力というのは、1~16まであって、
10あれば健康、9以下はやや虚弱という感じですかね。
もちろん、ゲーム中に、この値は表示されないので、
調べるには、前に紹介した、一杯訓練の方法を使うしかありません。
内容が前とダブりますが、3歳1月1週から、芝併走一杯訓練を繰り返して
怪我をした週で大体判断します。目安としては
3月3週ぐらいまでもてば、10ぐらいはありますから、
特に問題はないと思います。
2月4週~3月2週ぐらいに怪我をするのが、回復力7~9ぐらいで、
これは、多少虚弱なので、注意したほうがいいです。
ゲーム中のレースで活躍するのは辛いですが、
EX登録する分には問題ありません。
2月3週以前に怪我をされると、かなりの虚弱なので、育てるのは大変です。
ゲーム中のレースはまず無理だし、EX登録も出来るかどうかわかりません。
疲労回復力と、成長タイプ(早熟、晩成)次第です。
もちろん、脚部疲労が60を越えても怪我をしないことはあるし、
60以下でも、怪我をすることはありますから、この方法でも
だいたいの値しかわかりません。
診療所を上手く使う
それから、虚弱なチョコボを調教する場合には診療所を上手く使うといいです。
診療所は、怪我をした場合にはもちろん必要ですが、そうでない場合も
普通に休養するときに比べて、脚部疲労を多く回復してくれます。(1.375倍)
これだけの内容が、しっかり理解できれば、ほとんどの羽を
最大能力まで育てることができるはずです。
育てられないのは、極端に回復力が低く、超早熟タイプのような
ごく1部の羽だけになります。
能力は、もちろん最大まであげた方がいいですから、
EX登録するときは、出来るだけ最大まで上げて登録しましょう。